静岡新聞記事(H12年10/14と16 二回)

平成14年10月15日(日)
 
静岡市西中原 安部川

記事内容(10/14)
静岡大空襲の犠牲者を津軽三味線で供養あす白井さんが演奏

津軽三味線の演奏家としての演奏活動のほか一弦供養を旗印に全国で鎮魂慰霊を行
っている「祈リの芸人」白井勝又さん(静岡市在住)が、十五日午前十時から同市西中原
の延命地蔵(安倍川土手沿い)で静岡大空襲の犠牲者の演奏供養を行う。
.「戦争の世紀」と言われる二十世紀最後の供養祭を計画した「延命地蔵供養及び静岡
空襲犠牲者の御霊を供養する会の呼び掛けに快く応じた。白井さんは平成十年一月
に神戸の六甲山頂で阪神淡路大震災犠牲者のために慰霊供養を行ったのをはじめ、
毎月二十八日に静岡市丸子の大鋲不動尊で供養演奏を行っている。
静岡大空襲は昭和二十年六月十九日深夜から二十日未明にかけて行われた米軍機
によるじゅうたん爆撃。
この空襲で市街地が焼け野原になり、多くの犠牲者が出た一延命地蔵付近の河原でも
多くの焼死者がトラツクで運ばれ、茶毘(だび)に付されたが、その後は一度も供養された
ことがなく忘れられた存在となっていた。演奏供養についての間い合わせは供養する会
の森下さん(電054(285)3930)へ。

記事内容(10/16)
静岡大空襲の犠牲者安らかに静岡で追悼供養会

静岡大空襲で亡くなった人の霊を供養する松葉会(森下静夫代表)はこのほど、当時犠
牲者を火葬した静岡市西中原の安倍川河川敷で追悼供養会を開いた。
一弦供養Lを旗印に全国で鎮魂慰霊を行っている「祈リの芸人」白井勝文さん(静岡市在
住)を招き、津軽三味線の漬奏供養が行われた。
河川敷には約三百人の市民が集まった。白井さんは江戸時代の農民が実際に使ってい
た裂織(さきおり)に身を包んで登場。背中には経文が書かれた卒塔婆(そとば)を背負い、
津軽三昧線でオリジナル曲など十曲を演葵し、死者の霊を慰めた。
静岡大空襲は昭和二十年六月十九日深夜にあリ、干数百人が犠牲となっている。犠牲
者はトラックで同河川敷に運ばれ、囚人が火葬処理したという。

松葉会は平成六年に供養のため河川敷のそばに命地蔵尊を建立している。

       一静岡大空随の犠牲者の霊を慰め津軽三味線を演奏する白井さんー
                 静岡市西中原の安倍川河敷

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